ケーススタディ

ライフプランによって最適な住宅ローンは違う!

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今回は、様々なライフスタイルごとの住宅ローンのポイントや物件選びについてまとめた記事をご紹介します!

自分の家庭にはどんな住宅ローンが合っているのか?
変動金利と固定金利、どちらで借りたらいいのか?
相性が良い住宅ローンを選ぶためには、自分たちの家庭の特徴を知ることが大切です。
住宅ローンは、現在の家庭の状況や、今後のライフプランを考えた上で選びましょう。

 

ライフプランとの相性を考える

住宅ローンを選ぶ際に大切な要因となるのが、家族の状況や家計の状況、仕事のスタイルなどです。
しかも、住宅ローンの返済は長きにわたって続いていくもの。
そのことを考えると、現在の状態だけで考えるのではなく、将来的な家庭の状態も踏まえて考える必要があります。
結婚や出産、進学、退職までの期間、妻の仕事など、今後のライフプランによって、家庭や収入の状況が大きく変わることも多いです。
これらの点をあらかじめ踏まえて選択をしておけば、後悔しない住宅ローンを選ぶことができます。
ライフプラン別の住宅ローンの選び方や住宅購入のポイントなどをご紹介します。

 

パターン1:子育て家庭の場合

サトミさん
うちは夫と2人の子供との4人暮らし。
夫はサラリーマンで、私は専業主婦として日中は家事と育児を両立しています。
子供がいる家庭の場合は、何といっても教育費との兼ね合いで資金計画を立てていくことが大切になります。

子供がいると、生活費だけでなく教育費も大きな負担になってきます。
妻が専業主婦の場合は特に、1つの収入源にそれらの負担がかかってくるので、きちんとした資金計画を立てることが大切です。

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サトミさん
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学費などの教育費のほかにかかる養育費も合わせると多額のお金がかかる上に、子供にお金がかかる時期と住宅ローンの返済は時期的に重なりやすいです。
住宅ローンの返済に追われて子供の教育費に手が回らない……なんてことにならないように、どの時期にどのくらいのお金がかかるのか事前に確認しておくことも大切です。

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パターン2:二世帯家庭の場合

シゲルさん
僕は、二世帯住宅を建てて妻と両親と一緒に住もうと思っています。
両親がすぐ近くにいる二世帯住宅は何かと安心感があって便利ですよね。

二世帯家庭では、精神面だけでなくローン返済の面でも、親子で協力できるので心強いです。
しかし、二世帯で生活したり資金や資産を分け合うことによるトラブルも生じやすいので、気を付ける必要があります。

また、二世帯家庭の場合はどのような住宅を建てるかによって登記の方法が異なります
ここで登記の仕方を間違えてしまうと、贈与税を払わなければいけなかったりとトラブルが生じることもあるので、どの方法で登記を行うのか確認しておいてください。

登記の方法によって税制優遇などにも違いが出てくるので、要チェックですよ!

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パターン3:共働き家庭の場合

マサヒロ氏
うちは妻と僕との2人暮らしで、2人とも働いています。
共働きの場合、収入減が多いので住宅ローンの返済もしやすいですね。
ただ、その後のライフプランをどう考えているかはしっかり話し合っておく必要がありますよ。

共働きの場合、収入源が2つあるので、住宅ローン返済の負担も比較的軽いです。
でも、このままずっと共働きを続けていくのか、それとも将来仕事を辞める可能性があるのかによって資金計画は大きく変わってきます。
ずっと共働きを続けてきても、妊娠・出産を機に妻が仕事を続けることが難しくなったりすることもありますよね。

今後、夫婦の仕事の状況がどうなるかによってマネープランを決める必要があるので、まずはそこをしっかり確認しておきましょう。

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パターン4:一人暮らしの場合

サトミさん
私は現在一人暮らしなのですが、これからも特に結婚したりせずに一人暮らしを続けていこうかなって思ってます。
最近はそういう方も多いですよね。

一人暮らしの場合は、その分支出も比較的少なくて済むため住宅ローンの返済も負担が小さいと思われがちですが、万が一ライフスタイルが変わったときに柔軟に対応できるようにしておくのが理想です。
くれぐれも借りすぎや無理な借入は厳禁です。

また、一人暮らしの資金計画のポイントとしては、老後資金づくりとのバランスを考えることです。
将来的な負担を軽くするために、借入額や返済額を決める際は老後のことも考えておきましょう。

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家計の状況と金利タイプ

金利のタイプには、変動金利固定金利があります。
固定金利の場合、ずっと同じ金利が続く全期間固定金利と、一定期間のみ固定の期間選択型固定金利があります。

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どの金利タイプで選んだら良いのか?という疑問を持つ人は多いと思いますが、まずは自分の家庭の家計の状況を確認してみてください。家計の状況と住宅ローンの金利タイプの間には深いかかわりがあります。

 

固定金利型が向く家庭

  • 専業主婦家庭
  • シングル女性
  • 子供が多くいる家庭
  • 年収が少ない家庭
  • 住宅ローン以外に返済中のローンがある家庭

上記のように、収入が少ない家庭住宅ローン以外の支出を多く抱える家庭では、万が一金利が上昇して毎月返済額がアップしてしまった場合、一気に家計が圧迫されてしまうリスクがあります。
そのため、固定金利型や、フラット35など固定期間が10年以上ある期間選択型固定金利がおすすめです。

 

変動金利型が向く家庭

  • 共働き家庭
  • DINKs家庭(子供を持たない夫婦)
  • 収入の多い家庭
  • 貯蓄が多くある家庭
  • 住宅ローンの借入金額が少ない家庭
  • 住宅ローンの返済期間が短い家庭

上記のように、収入や貯蓄に余裕があったり、返済が比較的大変ではない条件で住宅ローンを借りている場合は、毎月返済額が多少増えてしまったとしても対応しやすいです。
そのため、変動金利や短期の期間選択型固定金利を利用して、当初の金利を安く抑えるのも良いでしょう。

 

自分に当てはまるライフプランはありましたか?
それぞれの家庭の特徴を踏まえて、リスクをカバーしたり強みを生かした資金計画を心がけましょう!

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